ヨーロッパの常識・・・二階列車、床列車3
床が低い分だけ、ホームからの乗降はしやすい。
近距離の乗客は、一階席を使うようである。
そこから四段ほど登って、通常の床と同じレベルの台車上の空間を好む人もいる。
個室のように落ち着ける上でも下でもないスペースも捨てがたい。
上階には比較的遠距離の乗客が乗り込んで窓外の景色を楽しんでいる。
乗降ドアは、一般の客車と違って両端になく、台車上の連結側の床と低い床との間に、左右それぞれ設置されている。
ドアばかりの日本の通勤電車ほどではないが、ホームで待つ通勤客の目の前にドアが来るように、配置のバランスが偶然保たれる結果となっている。
しかも、デッキはホームとの段差が少なく、そこには二枚ずつ両側に開く広いドアが設置されている場合が多いので、スムーズに乗降できる。